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ひとは生命をどのように理解してきたか

講談社選書メチエ 515

出版社名 講談社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-06-258518-7
4-06-258518-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 278P 19cm

商品内容

要旨

科学は、何を生命として捉え、分析してきたか?現代生物学が拠って立つ論理と成立構造とは?「遺伝子」概念が孕む揺らぎとは?ダーウィン以前から、分子生物学や遺伝科学が急速発展するポスト・ゲノムの現代まで「生物学」の成立過程を辿り、「科学の見方」を哲学の視点から問い直す、生命のエピステモロジー。

目次

序章 生物学と哲学
第1章 生命科学の急発展と「遺伝子」概念の揺らぎ
第2章 生物学の成立構造
第3章 二つの遺伝子
第4章 機械としての生命
終章 「生命の存在論」へ向けて

出版社
商品紹介

分子生物学や遺伝科学、バイオ医療が急発展しているが、それらが拠ってたつ「生命とは何か」という考え方はいかなるものか。その根底を哲学の眼で検証する。

著者紹介

山口 裕之 (ヤマグチ ヒロユキ)  
1970年、奈良県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻(思想文化)哲学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、徳島大学総合科学部准教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)