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穢れと神国の中世

講談社選書メチエ 545

出版社名 講談社
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-06-258548-4
4-06-258548-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 268P 19cm

商品内容

要旨

列島に共通して見られる、出産と死を「穢」とみなす民俗習慣。その起源の探求は九〜十世紀に制定された『延喜式』に行き当たる。その他数多くの史料を、当時の息づかいがわかるように参照し、「穢」という不可思議な意識と社会秩序感覚が生み出された過程を明らかにする。さらに、神国という“われわれ”意識、つまり国家意識の萌芽を見出さんとする挑戦的な歴史学の試み。

目次

序章(出産・死をめぐるしきたり
しきたりの由来 ほか)
第1章 清浄なるものを探る(先学はどう考えてきたのか
「キヨメの都市的構造」とは ほか)
第2章 秩序が動揺した時に(何が起こるのか
如何なる意味があるのか ほか)
第3章 秩序を維持するために(「清目」
「清目」が「重役」である理由 ほか)
第4章 “われわれ”意識の形成(嘉保三年夏、京
嘉保三年三月 ほか)

出版社
商品紹介

列島に遍在した死と出産を「穢」とみなす意識。これは人為的に生み出されたものだった。日本中世の社会と国家に新たな光を当てる試み。

著者紹介

片岡 耕平 (カタオカ コウヘイ)  
1976年、京都府に生まれる。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。専攻は、日本中世史。東北大学21世紀COEリサーチアシスタント、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、宮城県公文書館勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)