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民俗と民藝

講談社選書メチエ 549

出版社名 講談社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-06-258552-1
4-06-258552-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

柳田國男の民俗学と柳宗悦の民藝運動―。異なる方法、言葉遣いで展開されたそれらを、成長させた土壌は同じひとつのものだ。それを本書で著者は“原理としての日本”とよぶ。時期を同じくしながら、交わることの少なかった二人の仕事によりそい、二人の輪唱に誘う力作。

目次

失われた民謡
農民から「常民」へ
文明開化に抗するもの
民俗学の対象、日々を生きる喜び
工藝の発見
暮らしの器
木喰上人を求めて
民藝運動というもの
民俗学と民藝運動
常民を想って
南の島に在るもの
魂が住む家
籾種を携えて海を渡る
穀霊の宿るところ
生の工藝化としての「本能」
“民藝”を産む“民俗の記憶”

出版社
商品紹介

柳田國男と柳宗悦。かたや「常民」の暮らしに目を見開き、かたや民藝運動によって、生活の中の美を求める。二人の交錯を描く力作。

著者紹介

前田 英樹 (マエダ ヒデキ)  
1951年生まれ。中央大学大学院文学研究科フランス文学専攻修了。現在、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。言語、身体、時間などを主題として、思想、文学、美術、映像などを論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)