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原敬 外交と政治の理想 上

講談社選書メチエ 589

出版社名 講談社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-06-258592-7
4-06-258592-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 458P 19cm
シリーズ名 原敬

商品内容

要旨

朝敵・南部藩に生まれながら、「公利」と「外交」を重視し、ポスト元勲世代をリードした「平和宰相」原敬伝の決定版。上京して中江兆民に「フランス学」を学び、新聞記者から外交官に転じた天津やパリで活躍した原は、陸奥宗光の腹心となり政界へ進む。大阪毎日新聞社長として経営手腕を揮った後、立憲政友会創立に参加し、首相・伊藤博文のもとで初入閣する。

目次

第1部 青春編(維新後の没落―南部藩の少年の成長
学成らざれば死すとも還らず―苦学・キリスト教・司法省法学校
自己確立への模索―中江兆民塾から『郵便報知新聞』記者時代へ ほか)
第2部 上昇編(新進気鋭の外交官―天津条約と伊藤博文との出会い
パリ公使館時代の成長―国際法、欧州の政治・外交と文化を学ぶ
陸奥農商相に心酔する―農商務省改革と初期議会 ほか)
第3部 熱闘編(伊藤への不信―立憲政友会創立に参加
念願の初入閣―逓信大臣の実力
政友会の掌握から政党政治家へ―日露戦争前の山県有朋閥との闘い ほか)

出版社
商品紹介

「平民宰相」の生涯を描く初の本格評伝。南部藩に生まれた少年が、新聞記者そして外交官として頭角を現し、政治の世界に踏み込むまで。(下)も発売。

著者紹介

伊藤 之雄 (イトウ ユキオ)  
1952年、福井県生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)