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江戸諸國四十七景 名所絵を旅する

講談社選書メチエ 622

出版社名 講談社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-06-258625-2
4-06-258625-8
税込価格 1,925円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

要旨

江戸時代、旅と諸国の風景・事物への関心が大いに高まる。都をはじめ、奥州、善光寺道、東海道、伊勢、大和、摂津、阿波、琉球…全国各地の名所名物が、数多の図会類のみならず、浮世絵や、読本・事典類の挿絵としても、繰り返し描かれた。本書では、江戸時代に出版され、集大成された絵画の“型”を楽しく読み解きながら、全国津々浦々、一都道府県につき一ヵ所、全部で四十七の名所を巡る。

目次

序章 風景を描いた絵画には“型”がある
第1章 北海道・東北―けふからは日本の雁ぞらくに寝よ
第2章 関東―夕立や田を見めぐりの神ならば
第3章 北陸・甲信越・東海―不二ひとつうづみ残して若葉かな
第4章 近畿―行春を近江の人とをしみけり
第5章 中国―満汐の岩ほに立や鹿の声
第6章 四国―蝶にさへあるや鳴門を越すちから
第7章 九州・沖縄―冬もみるこゝろの花やさくら島

おすすめコメント

江戸時代には交通網も発達し、多くの人々が旅を楽しんだ。前代までとは比べものにならないほど、旅そのものや諸国の風景・事物への関心は高まっていた。そして、実際の旅が体験されるだけではなく、紀行文や名所図会類によっても楽しまれていたのである。名所図会類の挿絵の精密さはすばらしく、味わい深い。また、風景画の浮世絵、読み物や事典類の挿絵などとしても、それらは繰り返し描かれ、各地の名所名物についての知識も一般に普及した。本書では、江戸時代の文学をはじめとして、その時代に出版されたさまざま絵画の中に描かれる名所名物を見て日本全国を巡る。北海道から沖縄まで一県につき一ヵ所、つまり全部で四十七の名所を巡ることになる。

著者紹介

鈴木 健一 (スズキ ケンイチ)  
1960年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。学習院大学文学部教授。専門は、日本近世文学、和歌・漢文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)