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『忠臣蔵』にヒーローはいなかった! 史実で読み解く普通の中年の底力

講談社+α新書 441−2C

出版社名 講談社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-06-272619-1
4-06-272619-X
税込価格 922円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

数々の新説で明かされる「仇討ちの動機」。吉良邸討ち入り決行までの四十七士「指示なき自立集団」の全貌。

目次

第1章 刃傷「松の廊下」=キレやすい坊ちゃま大名と疲れた年寄り(「忠臣蔵」とは
藩主・浅野内匠頭長矩の人柄 ほか)
第2章 理不尽な裁定=怒りと不安と武士の面目(苦悩する国家老・内蔵助
誓紙提出 ほか)
第3章 討ち入り決行=ひとりひとりの意志の強固さ(「神文返し」で心底をはかる
十月までに続々平間村へ集結 ほか)
第4章 雪の早朝、激闘一時間=短期間で周到な準備(上野介たしかに本日在宅!
集合場所と時間 ほか)
第5章 英雄としての死=「人間の意地」を示した人々(細川家ではVIP待遇
寺坂吉右衛門の“謎”を解く ほか)

出版社・メーカーコメント

過激派を抑え弱腰を逃がし内蔵助は近づく!「これはやらなねばダメだろう」・・武士の一分を立てるためごく普通の男達が、じわじわと淡々ともっとも過激に行動した軌跡がわかる。これが日本の中年の底力!

著者紹介

菊地 明 (キクチ アキラ)  
1951年、東京都に生まれる。日本大学芸術学部卒業。編集取材記者をへて、文筆業に。資・史料を深く読み込み、通説を疑うをモットーに、真相をさぐりだす筆力には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)