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ロシアは今日も荒れ模様

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2001年2月
ISBNコード 978-4-06-273080-8
4-06-273080-4
税込価格 682円
頁数・縦 283P 15cm

商品内容

要旨

「ロシアとロシア人は退屈しない」そう断言する著者は、同時通訳という仕事柄、彼の地を数限りなく訪れている。そして、知れば知るほど謎が深まるこの国は、書かずにはいられないほどの魅力に満ちあふれている。激動に揺れながら過激さとズボラさ、天使と悪魔が共に棲む国を鋭い筆致で暴き出す爆笑エッセイ。

目次

第1章 酒を飲むにもほどがある
第2章 反アルコール・キャンペーンの顛末
第3章 その前夜
第4章 連邦壊れてまだ日の浅ければ
第5章 肖像画コレクション
第6章 ロシア人との交渉術
エピローグ 日本海を挾んでボケどうしの漫才

出版社・メーカーコメント

講談社エッセイ賞受賞作家がロシアを論じる通訳という仕事柄、彼の地を100回以上訪れた著者は、知れば知るほど謎が深まるロシアを書かずにはいられなかった!幅の広さと奥深さに感動の爆笑エッセイ。

著者紹介

米原 万里 (ヨネハラ マリ)  
1950年東京生まれ。ロシア語会議通訳者、エッセイスト。’59〜’64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。’80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、’95〜’97年会長。’92年、報道の速報性に貢献したとして日本女性放送者懇談会SJ賞を受賞した。’95年『不実な美女か貞淑な醜女か』で読売文学賞・随筆紀行賞受賞。’97年には『魔女の1ダース』で講談社エッセイ賞を受賞した。著書はほかに『ガセネッタ&シモネッタ』、訳書に『わたしの外国語学習法』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)