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推理日記 6

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-06-273416-5
4-06-273416-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 699P 15cm
シリーズ名 推理日記

商品内容

要旨

こう読めば、推理小説はもっともっと面白くなる!驕らず、見くびらず、持ち上げず。私心なく、ただミステリーの発展と向上を旨として巨匠・佐野洋がライフワークとして取り組む極上の推理エッセイ集。実作者ならではの視点・論点は、まさに目から鱗が落ちる思いです。超辛口な正真正銘の骨太評論77編を収録。

目次

大沢在昌氏『新宿鮫』をめぐって
推理作家協会賞をめぐって
北村薫氏『夜の蝉』
姉小路祐氏『推理作家製造学・入門編』
歌野晶午氏『死体を買う男』
由良三郎氏『ミステリーを科学したら』に関連して
二つの乱歩賞受賞作
芳野昌之氏『夢を盗む女』と石松愛弘氏『人狩り』
井崎脩五郎氏『万三ばなし』と海老名みどり氏『ビッグアップル殺人事件』
本岡類氏『鎖された旅券』〔ほか〕

著者紹介

佐野 洋 (サノ ヨウ)  
1928年東京生まれ。東京大学文学部心理学科卒業後、読売新聞社に入社。記者時代に執筆した処女作「銅婚式」が「週刊朝日」と「宝石」共催の懸賞に入選。同社を辞し、’59年長編『一本の鉛』を発表。’65年『華麗なる醜聞』で第18回日本推理作家協会賞を受賞。’98年第1回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)