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戦中派不戦日記 新装版

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-06-273632-9
4-06-273632-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 697P 15cm
シリーズ名 戦中派不戦日記

商品内容

要旨

私の見た「昭和二十年」の記録である。満二十三歳の医学生で、戦争にさえ参加しなかった。「戦中派不戦日記」と題したのはそのためだ(「まえがき」より)―激動の一年の体験と心情を克明に記録した真実の日記。

出版社・メーカーコメント

一医学生・風太郎が体験した終戦直後の記録日本への憂情と青春の鬱屈・挫折をかかえた一医学生が昭和21年の1年の体験を克明に記録した日記。終戦直後の日本人の生活精神史としても実感できる貴重な記録

著者紹介

山田 風太郎 (ヤマダ フウタロウ)  
1922年、兵庫県生まれ。東京医科大在学中の’47年、探偵小説誌「宝石」の第1回懸賞募集に「達磨峠の事件」が入選。’49年に「眼中の悪魔」「虚像淫楽」の2篇で日本探偵作家クラブ賞を受賞。’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは『甲賀忍法帖』『魔界転生』等の作品があり、奔放な空想力と緻密な構成力が見事に融合し、爆発的なブームを呼んだ。その後、『警視庁草紙』等の明治もの、『室町お伽草紙』等の室町ものを発表。2001年7月28日、逝去。享年79(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)