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グランド・フィナーレ

講談社文庫 あ86−2

出版社名 講談社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-06-275775-1
4-06-275775-3
税込価格 514円
頁数・縦 229P 15cm

商品内容

要旨

「二〇〇一年のクリスマスを境に、我が家の紐帯は解れ」すべてを失った“わたし”は故郷に還る。そして「バスの走行音がジングルベルみたいに聞こえだした日曜日の夕方」二人の女児と出会った。神町―土地の因縁が紡ぐ物語。ここで何が終わり、はじまったのか。第132回芥川賞受賞作。

おすすめコメント

土地の因縁が紡ぐ物語。家族と職を失った「わたし」は二人の女児と出会うが。「神町」ここで何が終わり、はじまったのか。表題の芥川賞受賞作のほか3編を収録。

出版社・メーカーコメント

04年芥川賞受賞。「神町」に連なる物語。土地の因縁が紡ぐ物語。家族と職を失った「わたし」は二人の女児と出会うが。「神町」ここで何が終わり、はじまったのか。表題の芥川賞受賞作のほか3編を収録。

著者紹介

阿部 和重 (アベ カズシゲ)  
1968年生まれ。『アメリカの夜』で第37回群像新人文学賞を受賞しデビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞を、『シンセミア』では第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞をダブル受賞し、『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)