書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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おすすめ度
- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
まぁまぁ分厚い文庫が4冊。
内容もなかなか複雑。
細かいところまできっちり読み込む人は本当に楽しめる本だと思うのです。
ほんの小さなずれや違和感が積み重なっていくのですが、
本当に小さいことなので、ざっくり読むタイプだと見過ごしがち。
その積み重なったものが、最後の謎解きパートでぶわっとなだれていく様が本当に爽快だ思うのですよ。
ざっくり派だと、え?そうだった??とページをめくることに、、。
それがまた楽しいんですけどね。
暗黒館はだいぶ癖が強い感じで、推理小説ではあるけれど、どちらかというと怪奇小説の向きが強いんじゃないかと思います。
物語全体を覆う「黒」が、行間から滲み出て、頭の中や肺を満たしていくような気がしてしまいます。
登場人物が非常に多いのですが、各々のキャラクターが濃いので大丈夫。だと思う。
長いけれども、どんどん読み進めていける本です(2016年12月2日)
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おすすめ度
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商品内容
| 要旨 |
蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴…。著者畢生の巨編、ここに開幕。 |
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おすすめコメント
巨大迷宮の扉がいま開かれる!漆黒の館に住まう一族に伝わる奇怪な秘儀とは!?「館」シリーズ、最高&最深の達成。蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴……。著者畢生(ひっせい)の巨編、ここに開幕。
出版社・メーカーコメント
「館」シリーズ最大の話題作四分冊で文庫化山深い森の中、隔絶された湖の小島にその館は建つ。光沢のない暗黒色に塗られた異形の屋敷、暗黒館。浦登家当主の息子に招かれた学生。中也は奇妙な宴に参加する