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食いものの恨み

講談社文庫 し33−4

出版社名 講談社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-06-275866-6
4-06-275866-0
税込価格 649円
頁数・縦 263P 15cm

商品内容

要旨

内臓も余すところなく使い切ってアンコウのドブ汁をこしらえ、書庫を沖縄の墓室に見立てて泡盛を育て、最高級奈良漬を食べ終えた床でパパイヤを漬ける。名古屋の味噌蔵から韓国、インド、屋久島、厳寒の東北まで足を運び、中国のエピキュリアンのように、あらゆる食を味わい尽くす。痛快グルマン・エッセイ。

目次

痛快グルメ日誌 食いものの恨み
舌楽園食単
南方の舌
魚食回遊
雪見逍遙
農耕、狩猟採集への憧れ あとがきにかえて

出版社・メーカーコメント

世界のあらゆる食を味わい尽くす舌の冒険!世界中の豪華レストランから学食まで渉猟し、素材の意外な組合せや奇想天外の調理法を自ら試みる。文化であると同時に生に最も密接な「食」への飽くなき追求心。

著者紹介

島田 雅彦 (シマダ マサヒコ)  
1961年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。’83年『優しいサヨクのための嬉遊曲』を発表し、注目を集める。’84年『夢遊王国のための音楽』で第6回野間文芸新人賞、2006年『退廃姉妹』で第17回伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)