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「地震予知」はウソだらけ

講談社文庫 し82−2

出版社名 講談社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-06-276170-3
4-06-276170-X
税込価格 785円
頁数・縦 387P 15cm

商品内容

要旨

地震予知がはじまって40年余。莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知に成功していない。しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを解説。

目次

第1章 地震が予知できない理由
第2章 世界最初の地震立法ができてから
第3章 阪神淡路大震災。お役人の変わり身
第4章 不意打ち対策へのシフト
第5章 「東海地震対策大綱」が「大震法」を上塗りしたために
第6章 地震という妖怪と上手につきあう方法

おすすめコメント

発生確率は1%以内だった阪神大震災。「10年以内に10〜20%の確率で地震が起こる」という場所に大地震が起きたら、地震予知は「当たり」。こうやって、地震予知の実績は偽装されているのです。

出版社・メーカーコメント

発生確率は1%以内だった阪神大震災。「10年以内に10ー20%の確率で地震が起こる」という場所に大地震が起きたら、地震予知は「当たり」。こうやって、地震予知の実績は偽装されているのです。

著者紹介

島村 英紀 (シマムラ ヒデキ)  
1941年、東京都に生まれる。東京大学理学部を卒業。北海道大学地震火山研究観測センター長を経て、2004年〜2005年国立極地研究所所長。日本を代表する地震学者で、マグニチュード8を超える巨大地震のすべては海底に起きることから、世界に先駆けて海底地震計を開発し、海底の地震活動の解明につとめた。その後、アイスランド、ノルウェー、英国、フランス、ポーランド、ポルトガル、アルゼンチン、ドイツなどの各国に依頼されて、開発した海底地震計を使い、大西洋、南極海、インド洋などでの海底地震観測に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)