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コリアン世界の旅

講談社文庫 の5-2

出版社名 講談社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-06-276362-2
4-06-276362-1
税込価格 946円
頁数・縦 510P 15cm

商品内容

要旨

日本に住む韓国・朝鮮系の人々が、なぜ日本人の目に「見えない」存在になってしまったのか。この謎に果敢に挑む著者の旅は、日本、アメリカ、ベトナム、韓国に広がり、再び日本に戻る。私たちのすぐ隣にある「コリアン世界」を真摯に描いた、大宅壮一ノンフィクション賞・講談社ノンフィクション賞ダブル受賞作品。

目次

1 コリアンとは誰か(“帰化”―歌手にしきのあきらの場合
焼肉はどこからきたか
日本人が知らない「民族教育」 ほか)
2 コリアン世界の旅(世界で最も危険な街に生きる在米コリアン
サイゴンに帰ってきた韓国兵たち
韓国人ボクサー父と子の拳 ほか)
3 コリアン 終わりと始まり(金日成は生きている
大震災のあとで―神戸市長田区の人々
Jリーグのコリアンたち ほか)

出版社・メーカーコメント

「コリアン」とは、どんな人たちなのか?一見容貌が似かよっているがゆえに誤解を深めがちな日本人と在日韓国・朝鮮人のあいだの「透明な壁」を相手に、気鋭のノンフィクションライターが果敢に挑む!

著者紹介

野村 進 (ノムラ ススム)  
1956年、東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科中退。’78年~’80年、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学に留学。帰国後、’81年に『フィリピン新人民軍従軍記』を発表。アジア・太平洋地域、先端医療、メディア、事件、人物・企業論などの分野で取材と執筆を続けてきた。’97年、『コリアン世界の旅』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞と第19回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。’99年、『アジア 新しい物語』(文春文庫)で第11回アジア・太平洋賞を受賞。朝日新聞、読売新聞の書評委員を歴任。現在、拓殖大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)