• 本

メディアの支配者 下

講談社文庫 な79−2

出版社名 講談社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-06-276384-4
4-06-276384-2
税込価格 990円
頁数・縦 503P 15cm
シリーズ名 メディアの支配者

商品内容

要旨

鹿内家の歩んだ道は戦後のマスメディアの象徴だった。経済界を動かし各媒体を手に入れ、聴取率・視聴率争いに勝つ。さらには他企業を出し抜きお台場に新社屋を建設する。数年にわたる緻密な取材をもとに、日本のメディアとは何かを問う話題作。新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞を同時受賞。

目次

第4章 梟雄―鹿内信隆のメディア支配(後)(フジテレビの造反
労働運動潰しの策謀 ほか)
第5章 華麗なる一族―後継者・鹿内春雄(離反した「学友」
「お祖師さま」を崇拝 ほか)
第6章 改革者―鹿内宏明の試み(狙われたテレビ朝日
ヴァージン・ミュージックに資本参加 ほか)
第7章 宿命―フジサンケイグループの抱える闇(巨額横領事件
販売局の裏金 ほか)
エピローグ(宏明の犯した致命的なミス
「上場」に内在する危険 ほか)

出版社・メーカーコメント

フジサンケイグループはどこに行き着くのかメデイア王・鹿内伸隆が引退し、息子・春雄を後継者にして支配は完璧かに見えた。が、春雄の急死、そして娘婿・宏明を指名する。それがクーデターの原因だった。

著者紹介

中川 一徳 (ナカガワ カズノリ)  
1960年生まれ。フリーランスジャーナリスト。月刊『文藝春秋』記者として「事件の核心」「黒幕」「悶死―新井将敬の血と闇」などを執筆。2000年に独立。事件、経済、政治などをテーマに執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)