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小説家

講談社文庫 か19−72

出版社名 講談社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-06-276486-5
4-06-276486-5
税込価格 817円
頁数・縦 441P 15cm

商品内容

要旨

昭和30年代半ば、波瀾に満ちた青年期を送った「彼」は九州から上京、作家を目指す。同人誌「文藝首都」に在籍し、名を成す手前にまで達するが、森敦と中上健次、二つの才能に打ちのめされる。そして苦悩の末、純文学作家からの転向を決断した。エンターテインメント小説の巨匠、最初で最後の自伝的小説。

出版社・メーカーコメント

著者最初で最後の自伝的小説。渾身の一作!エンタテイメント小説の巨匠、勝目梓による初の私小説。書くことへの想い、家族への想い。様々な想いが交錯しつつ、一人の人間の半生が、丁寧な筆致で描かれる。

著者紹介

勝目 梓 (カツメ アズサ)  
1932年東京都生まれ。炭坑労働者、運転手、新聞記者、編集者など様々な職業に就きながら「文藝首都」の同人となり小説を発表、芥川賞および直木賞の候補となる。’74年「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)