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言い寄る

講談社文庫 た2-44

出版社名 講談社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-06-276759-0
4-06-276759-7
税込価格 836円
頁数・縦 406P 15cm

商品内容

要旨

乃里子、31歳。フリーのデザイナー、画家。自由な一人暮らし。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない…。乃里子フリークが続出した、田辺恋愛小説の最高傑作。

おすすめコメント

160万人が愛した女主人公(ヒロイン)乃里子が帰って来た!  私、この作品を書くために生まれてきたのかもしれへんわ。――田辺聖子  困った。思い当たるとこが多すぎて。自分そっくりの登場人物がいるわけでもないのに――<鴨居まさね「解説」より>  乃里子、31歳。フリーのデザイナー、画家。自由な1人暮らし。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない……。乃里子フリークが続出した、田辺恋愛小説の最高傑作。

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年大阪府生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒。’64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で第50回芥川賞、’87年『花衣ぬぐやまつわる…』で第26回女流文学賞、’93年『ひねくれ一茶』で第27回吉川英治文学賞、’94年第42回菊池寛賞、’98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で第50回読売文学賞、第26回泉鏡花文学賞、第3回井原西鶴賞を受賞。’95年紫綬褒章、2000年文化功労者に選ばれ、’08年には文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)