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外科医須磨久善

講談社文庫 か115−3

出版社名 講談社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-06-276976-1
4-06-276976-X
税込価格 493円
頁数・縦 230P 15cm

商品内容

要旨

超一流は突然出現する。まるで、夜空に突然眩い光を発する超新星のように。日本初の心臓難手術、「バチスタ手術」に挑んだ超新星・須磨久善とはどんな人間なのか。須磨が、「破境者」として多くの人々をインスパイアし、世界の心臓外科医の頂点に至るまでの航路を胸ゆさぶる筆致で描く興奮ノンフィクション。

目次

第1部 心臓外科医須磨久善の旅(未来への扉を開く 公開手術―一九九二年一月ベルギー・ブリュッセル41歳
学会の熱風 米国留学―一九八四年一月ソルトレークシティ33歳
回り道か抜け道か 外科研修と胃大網動脈バイパス手術―一九八六年三月36歳
ニュー・ライフラインの発見 AHA(米国心臓協会)―一九八八年三月38歳
外科医になろう 少年時代から医学生時代
ローマへの道 ローマ・ジェメリ総合病院―一九九四年44歳
バチスタ手術 湘南鎌倉総合病院―一九九六年46歳
スマ手術への進化 バチスタ手術の完成形―一九九七年47歳
医療の宝石を手に入れる 葉山ハートセンター―二〇〇〇年50歳
須磨久善はどこへ行くのか 心臓血管研究所へ―二〇〇八年58歳)
第2部 解題バラードを歌うように―二〇〇八年七月
あとがき―須磨久善2011

著者紹介

海堂 尊 (カイドウ タケル)  
1961年、千葉県生まれ。千葉大医学部卒業。「チーム・バチスタの崩壊」(出版名は『チーム・バチスタの栄光』)で、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。小説の他に『死因不明社会 Aiが拓く新しい医療』(講談社ブルーバックス)を上梓し、2008年度科学ジャーナリスト賞を受賞した。現在、独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)