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政権交代狂騒曲

講談社文庫 あ80−12

出版社名 講談社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-06-276979-2
4-06-276979-4
税込価格 744円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

小泉純一郎が退いて五年。自民党から民主党への歴史的政権交代は実現したが、それは日本漂流の時代の始まりでもあった。安倍、福田、麻生、鳩山、そして菅…。彼らと小沢が何を語り、どう行動したかを徹底再検証。未曾有の国難に襲われたいま、有権者として必須の記憶と知識を一冊に。文庫書下ろし。

目次

第1部 「小泉劇場」のあと(美しい国―五十二歳の安倍新首相。「お友だち内閣」で長期政権を目論むのだが…
ねじれ国会―相次ぐ閣僚の不始末と「消えた年金」問題で自民は参院選惨敗
政権放り出し―福田首相誕生でわが世の春を謳歌する清和会。だが、その基盤は脆弱だった)
第2部 自民党が溶けてゆく(大連立騒動―小沢は「民主党にはまだ政権担当能力が備わっていない」と言い放った!
ガソリンをめぐる攻防―決断力不足を露呈する福田。頼みは洞爺湖サミットと早期の改造人事
あなたとは違うんです!―二度めの政権放り出しに、無投票で代表三選を果たした小沢は張り切る)
第3部 民主党政権誕生(三百四議席の呪縛―解散先送りの麻生新首相。秘書の逮捕で小沢は党首の座をいったん去る
トラスト・ミー―歴史的政権交代をなしとげた鳩山。しかし、その言動は常識を超えていた!?
ふたたびの「ねじれ国会」―就任早々の菅首相は参院選に敗北。「脱小沢」で必死に延命をはかるが…
希望か、幻滅か―有史以来の天災が襲うなか、永田町は再生できるのか)

著者紹介

浅川 博忠 (アサカワ ヒロタダ)  
1942年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。(社)時事問題研究所常務理事などを経て、政治評論家に。東北福祉大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)