• 本

親鸞 上

講談社文庫 い1-77

出版社名 講談社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-06-277060-6
4-06-277060-1
税込価格 748円
頁数・縦 365P 15cm
シリーズ名 親鸞

商品内容

要旨

馬糞の辻で行われる競べ牛を見に行った幼き日の親鸞。怪牛に突き殺されそうになった彼は、浄寛と名乗る河原の聖に助けられる。それ以後、彼はツブテの弥七や法螺房弁才などの河原者たちの暮らしに惹かれていく。「わたしには『放埒の血』が流れているのか?」その畏れを秘めながら、少年は比叡山へ向かう。

おすすめコメント

親鸞がゆく!未曾有の時代に。新しい国民文学の誕生!馬糞(まぐそ)の辻で行われる競(くら)べ牛を見に行った幼き日の親鸞。怪牛に突き殺されそうになった彼は、浄寛(じょうかん)と名乗る河原の聖(ひじり)に助けられる。それ以後、彼はツブテの弥七や法螺房弁才(ほうらぼうべんさい)などの河原者たちの暮らしに惹かれていく。「わたしには『放埒の血』が流れているのか?」その畏れを秘めながら、少年は比叡山へ向かう。

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞。’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を、’04年には仏教伝道文化賞を、’09年にはNHK放送文化賞を受賞する。2010年に刊行された「親鸞」は第64回毎日出版文化賞を受賞し、ベストセラーとなった。小説のほか、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる活動が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)