書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
自殺しようと考えていた30代OLが持ち掛けられた「本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?」その一年限定の「命の時間」の生き様。突発性難聴を患った天才バイオリニスト、陰惨な事件により妻と娘を喪った男性、平凡な30代OLがアルカロイド系の毒物で自殺した。それぞれ自殺の原因と思われていることから一年以上経過した後で…その謎を追う週刊誌記者のパートと30代OLのパートが交互に語られる。ページ数が少なくなってくるとどんな結末になるのか予想通り予定通りに進むのか?それともどんでん返しが用意されているのか?不安であり楽しみでもあった。真相に辿り着いたとき、自分はミステリを読むのに向いていないのではないかと思うくらい勘違いをさせらていたことに気付く。そして揺さぶられ打ち震わされた。本当に最後まで気付かなかった。生と死を隔てるもの、それは目には視えなく紙一重。人が3人死んでいるのに、その結末は温かく消えかけの心に火をを灯してくれました。
(2012年2月5日)
-
おすすめ度
-
商品内容
| 要旨 |
本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、“死のセールスマン”が運んだらしき、謎のメッセージの存在を知る。「命の取り引き」がもたらす意外な結末とは?心揺さぶるミステリアス長編。 |
|---|


