• 本

政・財腐蝕の100年

講談社文庫 み2−14

出版社名 講談社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-06-277268-6
4-06-277268-X
税込価格 901円
頁数・縦 479P 15cm
シリーズ名 政・財腐蝕の100年

商品内容

要旨

尾去沢銅山払い下げ問題、西南戦争と、台湾正討をめぐる汚職、シーメンス事件―。高き志で維新を成し遂げた、伊藤博文、井上馨、大隈重信らの元勲は、なぜ汚職政治家へと堕落したのか。三菱・三井を筆頭とした政商との癒着、熾烈な藩閥闘争の真相を暴き、明治国家を築いた元勲たちの“裏の顔”に迫る歴史ノンフィクション。

目次

軍艦成金とゴルフ
右手に商売 左手に政治
右手に薩長 左手に徳川
元勲たちと死の商人
藩閥・財閥の絡み合い
議会と政党と海坊主
第三の閥族たち
財閥はいかにして作られるか
閥外政商の生きる道

著者紹介

三好 徹 (ミヨシ トオル)  
1931年、東京生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。読売新聞社に入社。記者生活のかたわら、執筆活動を開始。’67年、『風塵地帯』で第20回日本推理作家協会賞、’68年に『聖少女』で第58回直木賞を受賞する。推理小説、歴史小説など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)