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再会

講談社文庫 よ38−1

出版社名 講談社
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-06-277347-8
4-06-277347-3
税込価格 836円
頁数・縦 407P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 小学校で剣道で友情を育んだ女子1人を含む4人を中心に物語は展開してゆく。6年生の時
    遭遇した殺人事件。自分が犯人を撃ったと思い込み暗い過去を背負い刑事になった仲間のひとり淳一、スーパーで万引きした母親が店長から強迫される万木子、その元夫圭介。スーパーを経営する直人。少年時代4人で埋めた拳銃の行方をからめストーリは展開してゆく。結末は思いがけない結果となる。息もつかせぬストーリー展開。

    (2016年10月14日)

  • 友情とは、とかく尊く、恐ろしいものなのか・・・

    満場一致で江戸川乱歩賞を受賞した横関大氏の小説がついに文庫化!

    スーパーマーケットの店長が銃殺された。
    殺害に使われた銃は、23年前発声した警察官殺害事件で使われたものと同じ。

    その銃は、事件に関わった4人の子どもたちが拾い、タイムカプセルに封印した。
    悲しい記憶とともに甦る拳銃。
    タイムカプセルの開け方を知るのは4人のみ。一体誰が・・・
    進行中の事件と23年前の事件が絡み合い進む物語。

    その結末は、思わず「見事!」と言ってしまう爽快さ!
    必読です。

    (2012年9月19日)

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商品内容

要旨

小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再会する。わかっていることは一つだけ。四人の中に、拳銃を掘り出した人間がいる。繋がった過去と現在の事件の真相とは。第56回江戸川乱歩賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

幼なじみの四人が埋めた拳銃が時を経て再び現れた。全てはタイムカプセルにとじ込めた、はずだった。第56回江戸川乱歩賞受賞作。

著者紹介

横関 大 (ヨコゼキ ダイ)  
1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。8年連続で江戸川乱歩賞に応募し、『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)