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ユーラシアの双子 上

講談社文庫 お89-4

出版社名 講談社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-06-277577-9
4-06-277577-8
税込価格 744円
頁数・縦 397P 15cm
シリーズ名 ユーラシアの双子

商品内容

要旨

五十歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道での大陸横断の旅に出た石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、妻とも離婚。苦渋と共に過ぎ去った半生が車窓に浮かぶ。立ち寄った街で石井は、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を偶然知る。写真の面影は今は亡き娘を彷彿とさせた。

出版社・メーカーコメント

大陸横断列車で西へ一路。この旅は償いか、彷徨か。離婚、愛娘の死、早期退職。人生を途中で降りた男に、終着駅は来るのか? 五十歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道での大陸横断の旅に出た石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、妻とも離婚。苦渋と共に過ぎ去った半生が車窓に浮かぶ。立ち寄った街で石井は、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を偶然知る。写真の面影は今は亡き娘を彷彿とさせた。解説:酒井順子

著者紹介

大崎 善生 (オオサキ ヨシオ)  
1957年、札幌市生まれ。妻は女流棋士の高橋和。2000年、ノンフィクション『聖の青春』でデビューし、第13回新潮学芸賞を受賞。’01年、『将棋の子』にて、第23回講談社ノンフィクション賞を受賞。’02年初めて刊行した小説『パイロットフィッシュ』にて、第23回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)