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ラバー・ソウル

講談社文庫 い72−11

出版社名 講談社
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-06-277846-6
4-06-277846-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 685P 15cm

衝撃のサスペンスなのに、究極の純愛小説

  • 恋愛ミステリー
  • YouTuberおすすめ
  • BundanTV

醜さゆえに家族や友人にも距離を置かれ、孤独に暮らしていた主人公が美しいモデルの女性と出会い、 心を奪われ、やがて…。最後の最後で物語のイメージがガラリと変わる!700ページ近いボリュームがありますが、 再読したくなる作品です。 文学系YouTubeチャンネル「BundanTV」の大好評コーナー「尾身ちゃんのこのオチがすごい!」でも本書を紹介しています。 モデルとしても活躍中のMC・尾身綾子さんがカメラの前でオチシーンを読む様子が観られます。 尾身ちゃんの涙の訳とは…。

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商品内容

要旨

幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス。

出版社・メーカーコメント

洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われた。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里(みしまえり)を座らせる。大胆不敵、超細密。ビートルズの名曲とともに紡がれる、切なく衝撃の物語。空前の純愛小説が、幕を開ける――。

著者紹介

井上 夢人 (イノウエ ユメヒト)  
1950年生まれ。’82年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞。’86年、日本推理作家協会賞、’89年、吉川英治文学新人賞受賞後、同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。’92年、『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)