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筒井版悪魔の辞典 完全補注 上

講談社+α文庫 H18−1

出版社名 講談社
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-06-281252-8
4-06-281252-5
税込価格 924円
頁数・縦 327P 16cm
シリーズ名 筒井版悪魔の辞典

商品内容

要旨

1911年、アメリカで刊行された皮肉と諧謔の名著に、スラップスティックの鬼才が挑んだ決定版!筒井康隆、唯一の翻訳書を上下2巻で完全文庫化。上巻はA〜L。人間の本質をえぐり、あらゆる物事から虚飾を剥ぎ取った「悪魔語」が、100年のときを経て鮮やかに現代によみがえる。

目次

ABASEMENT(卑屈)‐AVERNUS(アヴェルノ湖)
BAAL(バール神)‐BRUTE(獣)
CAABA(カアバ)‐CYNIC(冷笑家)
DAMN(地獄に落とす)‐DUTY(義務)
EAT(食べる)‐EXTINCTION(絶滅)
FAIRY(妖精)‐FUTURE(未来)
GALLOWS(絞首台)‐GUNPOWDER(火薬)
HABEAS CORPUS(人身保護令状)‐HYPOCRITE(偽善者)
I‐ITCH(かゆみ)
J‐JUSTICE(正義)〔ほか〕

おすすめコメント

過去3種の名訳迷訳を越えて、ついに新訳!1911年にアメリカで刊行された皮肉と諧謔の名著。その4度目の和訳に、スラップスティックの文豪が挑む!丸谷才一氏の「解説」付き。伝説の怪著が文庫化!

出版社・メーカーコメント

過去3種の名訳迷訳を越えて、ついに新訳! 1911年にアメリカで刊行された皮肉と諧謔の名著。その4度目の和訳に、スラップスティックの文豪が挑む! 丸谷才一氏の「解説」付き。伝説の怪著が文庫化!

著者紹介

ビアス,アンブローズ (ビアス,アンブローズ)   Bierce,Ambrose
1842年、アメリカ・オハイオ州に生まれる。小説家、ジャーナリスト。ハイスクール卒業後、新聞社の印刷所で働きはじめる。南北戦争では北軍に加わり、武勲をたてる。文筆で身を立てようと志し、1868年、「ニューズ・レター」紙ではじめた鋭い風刺の時事評論が大評判となる。当代髄一のコラムニストとしての評価を得る一方、小説も発表。1909年から12年にかけて、『アンブローズ・ビアス全集』(全12巻)を自ら編集する。1913年、革命さなかのメキシコへ旅立ったまま消息を絶つ
筒井 康隆 (ツツイ ヤスタカ)  
1934年、大阪市に生まれる。小説家、劇作家、俳優。同志社大学文学部を卒業。1960年、SF同人誌「NULL」を創刊。同誌掲載の「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動をはじめる。『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。1997年、フランス政府よりシュバリエ章、2002年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)