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東大寺の暗号

講談社+α文庫 G211−10

出版社名 講談社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-06-281583-3
4-06-281583-4
税込価格 825円
頁数・縦 286P 16cm

商品内容

要旨

東大寺はなぜこんなに美しいのだろう。桁違いの美、宝物を備えた東大寺はどうして正当に評価されてこなかったのか。「建立のいきさつは醜聞に満ちていた」という日本史の常識に疑問を抱いた、歴史作家・関裕二がたどりついた暗号の解とは?人気の「暗号」シリーズ、待望の文庫化。

目次

第1章 なぜ東大寺は建てられたのか(東大寺は権力者の手で造られ守られた?
驕りを感じさせない寺 ほか)
第2章 東大寺の謎(聖武天皇は聖徳太子の生まれ変わり?
聖武天皇が辿ったのは天武天皇の足跡 ほか)
第3章 悔やみおびえる王(なぜ聖武天皇は平城京を抜け出したのか
くり返される遷都 ほか)
第4章 復讐する天平の女たち(なぜ斉明天皇を弔う観世音寺が光明子の時代に完成したのか
大海人皇子と漢皇子は同一人物 ほか)
第5章 東大寺の暗号(正倉院の宝物は慰みもの?
王家に宝物を貢ぎ続けた藤原氏 ほか)

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市に生まれる。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに日本古代史を研究。1991年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(ワニ文庫)でデビュー。以後、精力的に活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)