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「長生き」に負けない生き方

講談社+α文庫 A163-1

出版社名 講談社
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-06-281681-6
4-06-281681-4
税込価格 594円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

東大・京大で販売ランキング1位を獲得、大ベストセラーの『思考の整理学』の著者が実践する、人生後半の活力の源になる知的生活習慣。

目次

1(世のため人のため
一代限りの覚悟 ほか)
2(われを忘れ
旧友・新友 ほか)
3(散歩道
手にも散歩 ほか)
4(ちょっぴりのいけないこと
六十の手習い ほか)
5(お山の大将
あっけなく ほか)

おすすめコメント

「長生き」が不安という人の割合は9割にも! これは生命保険会社が20代~60代の1000人近くに行った調査結果。現代日本人が実は、ご長寿を望んでいないということがはっきりわかります。東大・京大でもっとも読まれた本、200万部突破のベストセラー『思考の整理学』の著者・外山滋比古氏は90代。「長生き」の時代をどう生きれば不安でなくなるか、幸せか。自らが見いだした結論と33の実践方法を明かします。さかのぼれば40代後半、著者は慄然とします。「ぼんやりしていたら定年後は地獄だ」と。それから約半世紀のあいだ、老後を満喫する術を日々向上させてきました。大切なのは習慣です。老人には話し相手が欠かせない、から、賞味期限切れの「旧友」でなく「新友」を常に増やそう。体を鍛えるだけでなく脳から手まで活性化する生活習慣とは何か。日記より朝書く予定表に変えてから生活が一変。ぜいたくはできればしなさい。それは社会貢献だ。怒りや忘れる力が人間をささえている、などなど具体的かつ明快な教えは目からうろこです。さらに、著者が敬愛する先輩や同僚の最期を通して語られる生き方に、老いの覚悟も学べます。「老人は雄々しく自立しなくてはいけない」と語る著者による、日本人の本音の願いに応えた刺激たっぷりの一冊。

著者紹介

外山 滋比古 (トヤマ シゲヒコ)  
1923年、愛知県に生まれる。評論家。専門の英文学のほか、言語論、修辞学、教育についての著作が多い。東京文理科大学英文科卒業。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。教職のかたわら、雑誌『英語青年』『英語文学世界』を編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)