介護施設で死ぬということ 生活支援の場のターミナルケア
介護ライブラリー
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-282474-3
(4-06-282474-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 223P 19cm |
商品内容
要旨 |
親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる。親の残りの人生、どう生きてもらうか。終末期の入居者と家族を通して考える看取り方。 |
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目次 |
第1章 最期をどこで迎えるか―「生ききる」ことを支えるケア(介護の現場で人の死を看取るとはどういうことか |
おすすめコメント
【親の生き方・死に方を子どもが選ぶときがくる!】 介護保険が導入されて以降、介護施設で人を看取ることが、法的にも認められるようになりました。しかし自分の親のこととなると「世間体が悪い」とか 「最後まで十分な医療を受けさせたい」などの理由から 「最期は病院で」と考える人が多いのが現状です。本書は、自身が介護部長を務める老健で早くから ターミナルケア(終末期ケア)に力を入れてきた著者が、介護施設での看取りと医療現場での看取りの違い、どんなケアが受けられるのか、など詳細に伝えます。さらに施設での急変時に家族はどんな選択を迫られるのか、悩むのか、揺れる家族の気持ちに寄り添いながら、より良い選択をするための心構えもアドバイス。親が終末期にさしかかっている人はもとより、親の介護のことを考え始めた人、自分自身の最期の迎え方が気になる人、さまざまな読者に生き方・死に方を深く考えるきっかけを与えてくれます。介護アドバイザーとして活躍する著者の介護に対する思いやこだわり、介護施設の舞台裏も垣間見られる一冊。【本書の内容】 ・介護の現場で人の死を看取るとはどういうことか ・子どもが親を介護施設に預ける選択をするとき ・自宅での看取りは最善の選択か ・ターミナルケアの始まりはいつから? ・施設入居時に私が家族にターミナルの話をする理由 ・口から食べられなくなったときチューブを入れるかどうか ・状態が急変したとき救急車を呼ぶかどうか ・「何もしない」はどこまで可能か ・ときには死後発見になることも ・親の死を乗り越えた先にあるもの