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占いと中世人 政治・学問・合戦

講談社現代新書 2089

出版社名 講談社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-06-288089-3
4-06-288089-X
税込価格 814円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

中世の日本人にとっては、占いは生活や政治に欠かせないものであった。本書では、なぜ中世社会では占いがこれほどまでに重視されたのか、占いの背景にある人物・時代の思想・文化はなにかなどを考える。

目次

序章 生活のなかの占い
第1章 朝廷の占い、幕府の占い
第2章 陰陽師の「家」
第3章 天変地異と政治
第4章 儒学と易占い
第5章 戦国の世と占い
おわりに―占いの意味

おすすめコメント

藤原道長、足利義満、武田信玄……みんな悩んで最後は占いに頼った!古来、占いは科学であり、生活の指針でもあった。陰陽道、天文占い、易……。為政者や武将は孤独な決断を迫られたとき、いかに事に処したのか? 中世人固有の論理と現代人にも通う心理を抉る。

著者紹介

菅原 正子 (スガワラ マサコ)  
1959年東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科・日本大学法学部政治経済学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻修了。博士(文学)。現在、学習院女子大学・川村学園女子大学・成蹊大学・和光大学非常勤講師。専攻は日本中世史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)