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ケインズとハイエク 貨幣と市場への問い

講談社現代新書 2130

出版社名 講談社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-06-288130-2
4-06-288130-6
税込価格 1,122円
頁数・縦 323P 18cm

商品内容

要旨

巨人の経済思想を徹底比較。世界的経済危機を乗り越える思想と社会哲学は歴史に学ぶ。

目次

ケインズとハイエク、再び
第1部 伝記―二つの人生とまなざしの交錯(交遊と衝突)
第2部 不況はなぜ起きるか―二つの反主流派経済学(出発点としての「経済学」―『貨幣改革論』から『価格と生産』まで
ケインズとハイエクの衝突―書評論争をめぐって
論争後の軌跡―『一般理論』と主観主義へ)
第3部 二つの自由論―進化と危機(自由の条件と終焉―『自由の条件』と『自由放任の終焉』
通貨機構論における対立―「国家的自給」と『貨幣発行自由化論』
複雑性・不確実性と人間―慣行と模倣をめぐって
保守主義をどう評価するか―「便宜」と「法」
二人を分かつもの―秩序と危機の認識)

出版社・メーカーコメント

巨人の経済思想を徹底比較 世界経済には大きな構造変動の波が打ち寄せているのか。それともこれは景気循環のひとこまに過ぎないのか。巨人二人の論争を踏まえて、危機的状況を乗り越える思想・哲学を歴史に学ぶ!

著者紹介

松原 隆一郎 (マツバラ リュウイチロウ)  
1956年兵庫県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は社会経済学・相関社会科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)