反教育論 猿の思考から超猿の思考へ
講談社現代新書 2195
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2013年2月 |
ISBNコード |
978-4-06-288195-1
(4-06-288195-0) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 237P 18cm |
商品内容
要旨 |
「よい子」ほどダメになる。「好き嫌いは言わない」「秘密は持たない」「基礎は大切」「わがままはだめ」…こんな「常識」にとらわれていませんか。 |
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目次 |
第1章 真の思考とは何か(「考える」ということ |
出版社・メーカーコメント
「好き嫌いはいけない」「大人の言うことはきちんと聞きなさい」「基礎が大切」「わがままはダメ」「嘘はつかない」「秘密は持たない」……。しつけや教育の現場でよく聞かれるこの言葉。でもそれって本当の事だろうか? 精神療法を行う著者のクリニックには、今日も多くの「生きる目的」「何をしたらいいかわからない」「したいことがない」と悩み多くのクライアントが訪れる。エネルギーが感じられなくて、精神的に「去勢」されたような感じ。治療の過程で、彼らがそうなった根源を探っていくと、必ず彼らが受けた「教育」「しつけ」の問題にいきつく。「自律した人に育ってほしい」と言う一方で、それと反対に「従順なよい子」の振る舞いを期待する大人たち。それに応えようとする子供たち。そうして育った子供たちが、結局効率的とか合理的な考え方しかできない思考停止人間になっていく。これっておかしくないか? 注目の精神科医が現代のしつけ、教育の常識に強烈にダメ出しする。人間らしい真の思考を目指すためのヒント。