宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論
講談社現代新書 2219
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2013年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-288219-4
(4-06-288219-1) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) 我々人類は、自身が存在する「宇宙」の成り立ちについて、はるか文明発祥の昔から現代にいたるまで、思索をめぐらせてきた。古代の天体観測から最新の量子物理学まで、宇宙を探ることはすなわち科学の進歩とイコールと言っても過言ではないだろう。その宇宙論の分野に近年、古の地動説さえ想起される「人間原理」が登場してきている。宇宙には宇宙そのものが成立した原理が自然の法則としてあるのではなく、「“人間が存在したから”このような宇宙になっている」という人間中心の考え方である。本書は、現代の宇宙論における、この人間原理に焦点を当てる。2000年以上にわたる人類の宇宙観の歴史を紐解きながら、人間原理に基づく科学のパラダイム変換について論じている。著者は、理論物理学を専門とし、数々の科学書を手がける翻訳家。 |
商品内容
要旨 |
この宇宙は、人間が生まれるようにできている!?一見、トンデモ科学のような考え方が、21世紀に入った現在、科学者のあいだで急速に支持を拡げている―いったい何が変わったのか?激変しつづける宇宙像のいまを、2000年以上におよぶ人類の知的格闘の歴史から読み解く。 |
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目次 |
第1章 天の動きを人間はどう見てきたか |