生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像
講談社現代新書 2262
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2014年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-288262-0
(4-06-288262-0) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 318P 18cm |
商品内容
文学賞情報 |
2014年
第12回
パピルス賞受賞 |
---|---|
要旨 |
読み始めたら止まらない46億年の時空をめぐる壮大なサイエンスドラマ。 |
目次 |
第1章 ダイナミックに流動する地球 |
出版社・メーカーコメント
「生命はなぜ生まれ、なぜ進化し続けるのか?」生命科学最大の謎を初めて解き明かしたサイエンスミステリーの傑作。一気読み必至! 「生命の起源」は誰でも一度は抱く疑問で、その謎への挑戦は科学ロマンの一つである。ソビエト連邦の生化学者アレクサンドル・ I・ オパーリンの著書『生命の起源』(1924年)に始まる、生命の起源を探る研究は有機化学の一分野として確立し、タンパク質や核酸がどのような化学反応を経て“非生物的に”合成されたか、を探る研究が積み重ねられてきた。しかしながら、こうしたアプローチには「環境の変化と自然選択」という進化論の重要な視点が希薄であり、物理学、化学的にも説明のできない不十分なものだった。無機工学の専門家である著者は、生命の源となる分子の誕生には、地球に大量に飛来した隕石が深く関わっており、しかも、生命誕生のプロセスは海中ではなく、地中の奥底深くで行われた可能性が高いという。「生命はなぜ生まれ、なぜ進化し続けるのか?」。きわめて原初的な問いかけに対して、科学的かつ論理的に明晰に答えた、知的好奇心を刺激するエキサイティングな作品。