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はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙探査

講談社現代新書 2291

出版社名 講談社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-06-288291-0
4-06-288291-4
税込価格 946円
頁数・縦 297P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

2014年12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が種子島宇宙センターから打ち上げられた。日本中が沸いた初代「はやぶさ」の満身創痍での帰還から4年半後の、日本の宇宙探査の新たなチャレンジである。だが、その計画は順風満帆で進んだわけではなかった。初代はやぶさが宇宙空間で辿った苦難の道を、はやぶさ2は地上の計画段階で味わったのだ。本書は、はやぶさ2について、技術面や打ち上げの目的・目標などを紹介するとともに、これまでのはやぶさ計画全体の道のりを描く。そしてそのことにより、日本の宇宙関連の学界、政策の抱える問題点を浮き彫りにしている。著者は、航空・宇宙関係を専門とするノンフィクション・ライター。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2015年1月14日])

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商品内容

要旨

日本の宇宙探査が危ない!本来、宇宙探査は非常に息の長い事業だ。2020年のはやぶさ2帰還後も、継続的に宇宙探査を実施するためには、今すぐにでも次の計画を立ち上げておく必要がある。宇宙探査に何よりも必要なのは人材だ。人材は、経験を積むことによってのみ育成することができる。探査計画が途切れると、人材育成の流れが途切れ、はやぶさから始まった宇宙探査もまた途切れることになる。

目次

第1章 大いなる賭けであった初代はやぶさ
第2章 宇宙大航海時代
第3章 宇宙創生の謎に迫る
第4章 これがはやぶさ2だ
第5章 地上の長く曲がりくねった道
第6章 未知の空間へ、未踏の星へ―日本の現状と宇宙探査の未来

著者紹介

松浦 晋也 (マツウラ シンヤ)  
1962年生まれ。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。日経BP社記者を経て、航空・宇宙関係を専門とするノンフィクション・ライターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)