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タモリと戦後ニッポン

講談社現代新書 2328

出版社名 講談社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-06-288328-3
4-06-288328-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 346P 18cm

商品内容

要旨

まったくあたらしいタモリ本!タモリとは「日本の戦後」そのものだった!終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史!

目次

序章 “偽郷”としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の七年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ界「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終章 タモリとニッポンの“老後”

おすすめコメント

終戦直後に生まれ古希を迎えた 稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを 検証・考察した、新感覚現代史! まったくあたらしいタモリ本! タモリとは「日本の戦後」そのものだった! 本書はタモリの足跡を通して 戦後ニッポンの歩みを振り返るというものである。なぜ、タモリを軸としたのか。それはまず何より、彼が一九四五年八月二二日と 終戦のちょうど一週間後に生まれ、その半生は戦後史と軌を一にしているからである。(中略)本書ではもちろんタモリと場所と時間を共有した 著名人もたくさんとりあげるつもりだが、それとあわせて、(中略)タモリとどこかですれ違っていたはずの より多くの人たちにも目を向けたい。そんな有名無名の人たちとタモリとの接点にこそ 時代性とやらは宿っていると思うからだ。というわけで本書には多くの場所が登場する。大学、ジャズ喫茶、ボウリング場、酒場、生放送のスタジオetc.…… タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、そこでの人間関係をひもときながら、戦後という時代を描き出せたらいいのだが。まずは彼の幻の故郷ともいうべき 旧満洲を旅してみることにしよう。―「はじめに」より ◆本書のおもな内容◆ 序 章 偽郷としての満洲 第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて 第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ 第3章 空白の7年間―ボウリングブームのなかで 第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現 第5章 テレビ「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで 第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』 第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない 終 章 タモリとニッポンの“老後”