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食をめぐるほんとうの話

講談社現代新書 2342

出版社名 講談社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-06-288342-9
4-06-288342-2
税込価格 836円
頁数・縦 225P 18cm

商品内容

要旨

はじめて明かされる食の真実。すでにできてしまったしみ、そばかすがビタミンCによって消えることはなかった!食品添加物、三大栄養素とビタミン、健康食品、サプリメント、農薬、遺伝子組み換え、放射線…。虚実入り交じった情報を科学に基づいて整理しました!

目次

序 食をめぐるミステリー―炭水化物抜きダイエットの罪
第1章 安全な食生活を脅かすもの―食品汚染と添加物
第2章 もう振りまわされない!健康情報の基礎知識―三大栄養素とビタミンの真実
第3章 その健康食品やサプリは本当に効くの?―ポリフェノール・リコペン・セサミンほか
第4章 「漠とした不安」の正体を探る―農薬・遺伝子組み換え・放射線ほか
第5章 「東農大の学食」にみる現代食文化考―「おいしくて安心な食卓」のコツ

おすすめコメント

「○×で長生き」「△□を買ってはダメ」…。そんな、ネットやテレビ等で伝えられる情報が気になるみなさんに贈る、待望の一冊! エビデンスに基づいた「おいしくて安心な食卓」のコツを伝授します。東農大・学生食堂のおすすめヘルシーレシピつき! ◆はじめて明かされる食の真実◆ がん再発予防の期待ができる食べ物は?糖尿病にかかりにくくするものといえば? 腰痛や不眠症を緩和させるビタミンは? カテキンやウコンが体にいいのはどうして? 遺伝子組み換え食品は食べても大丈夫? 食品添加物は本当に悪? ◆食にまつわるギモンがこれ一冊で解消◆ すでにできてしまったしみ、そばかすがビタミンCによって消えることはなかった! 食品添加物、三大栄養素とビタミン、健康食品、サプリメント、農薬、遺伝子組み換え、放射線…。虚実入り交じった情報を科学に基づいて整理しました! ◆本当に食の安全を脅かすものは何か◆ コンビニやデパート、スーパーの中食が大流行です。「核家族化の進展」に加えて「ひとり老人世帯」「ダブルワークの母子家庭」など、出来合いの料理に頼らざるを得ない人々が激増しています。持ち帰りの中食は食中毒を絶対に避けるため、すべてが合成添加物や各種化学調味料を使用しており、それはパックのラベルに記載されています。「添加物は猛毒だ、がんになる」と、おっかなびっくり食べるのでは美味しくないでしょう。すべての人々が安全に便利に、真に健康のためになる食を美味しく楽しめるようにしたい、それが本書を刊行した私たちの願いです。「本当に食の安全を脅かすものは何か、本当に効能がある食品は何か、本当に食べてはいけないものは何か」といった読者のみなさんの疑問に真摯に答えた初めての書籍と自負しています。―「第五章」より ◆本書のおもな内容◆ 序 食をめぐるミステリー 第1章 安全な食生活を脅かすもの 第2章 もう振りまわされない! 健康情報の基礎知識 第3章 その健康食品やサプリは本当に効くの? 第4章 「漠とした不安」の正体を探る 第5章 「東農大の学食」にみる現代食文化考

著者紹介

阿部 尚樹 (アベ ナオキ)  
東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授。北海道大学農学研究科博士前期課程修了。博士(農学)
上原 万里子 (ウエハラ マリコ)  
東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授。東京農業大学農学研究科博士後期課程修了。農学博士
中沢 彰吾 (ナカザワ ショウゴ)  
ノンフィクションライター。東京大学卒業後、1980年毎日放送(MBS)に入社し、アナウンサー、記者として勤務。2006年、身内の介護のために退社した後は、著述業に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)