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核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ

講談社現代新書 2458

出版社名 講談社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-06-288458-7
4-06-288458-5
税込価格 880円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

北朝鮮の「核の脅威」にどう対峙すべきか?「核の傘」は日本国民を本当に守ってくれるのか?世界の原子力産業は衰退期に入ったのに、なぜ自民党はその流れに「逆行」するのか?原子力委員会の元委員長代理がはじめて明かした、「核」の真実!

目次

第1章 巨大エネルギーの「光と影」―核兵器と原発の密接な関係
第2章 衰退期に入った世界の原子力産業―原発の何が問題なのか(原子力発電の現状
福島事故とその教訓
逆行する自民党
夢の原子炉「もんじゅ」の失敗
プルトニウムは「負債」)
第3章 63年ぶりに危機的状況となった「終末時計」―「核の脅威」にどう対処すべきか(核兵器の歴史と現状
新たな核の脅威
核兵器廃絶に向けた潮流)
第4章 「核の傘」は神話に過ぎない―「核抑止」論から脱却するには

おすすめコメント

「核の傘」は本当に日本国民を守ってくれるのか? 核兵器と原子力の密接な関係やその技術的、政治的問題について、わかりやすく解説

著者紹介

鈴木 達治郎 (スズキ タツジロウ)  
1951年大阪市生まれ。長崎大学核兵器廃絶研究センターセンター長・教授。1975年東京大学工学部原子力工学科卒業、1979年マサチューセッツ工科大学プログラム修士修了。工学博士(東京大学)。ボストン・コンサルティング・グループ職員、財団法人電力中央研究所社会経済研究所研究員、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授等を経て、2010年1月から2014年3月まで内閣府原子力委員会委員長代理を務めた。核兵器と戦争の根絶を目指す科学者集団「パグウォッシュ」評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)