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なぎの葉考・少女 野口富士男短篇集

講談社文芸文庫 のC3

出版社名 講談社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-06-290050-8
(4-06-290050-5)
税込価格 1,650円
頁数・縦 331P 16cm

商品内容

要旨

複雑な家庭環境の中での父と母の姿を印象的に綴った「石蹴り」、その父の老齢になっての入水自殺の顛末を追った「耳のなかの風の声」、花柳界に生きる女性とのはかない交流を辿る「なぎの葉考」「熱海糸川柳橋」など、名作九篇を収録。戦前、戦中、戦後と、時代に流されることなく、反骨精神をもって、市井の人生、暗い翳りをもつ女たちを描き続けてきた著者の「私小説」の精華を集成。

おすすめコメント

私小説の絶品といわれ続けた野口文学を集成昭和11年、暗い時代、旅の途上で出会った一人の娼婦。彼女の面影を求め、40年後再訪の旅に出るーー川端賞受賞作「なぎの葉考」を中心に珠玉の短篇八作を精選

出版社・メーカーコメント

私小説の絶品といわれ続けた野口文学を集成 昭和11年、暗い時代、旅の途上で出会った一人の娼婦。彼女の面影を求め、40年後再訪の旅に出るーー川端賞受賞作「なぎの葉考」を中心に珠玉の短篇八作を精選

著者紹介

野口 冨士男 (ノグチ フジオ)  
1911.7.4〜1993.11.22。小説家。東京生まれ。慶応大学予科中退後、1933年、文化学院卒業。紀伊國屋出版部に入社、「行動」の編集に携わり、徳田秋声の「あらくれ会」にかかわる。40年、最初の著書『風の系譜』を刊行し、船山馨、田宮虎彦らと「青年芸術派」を結成、時流への抵抗を意図する。44年、横須賀海兵団に応召。45年、ひどい栄養失調で復員。この体験がのちに『海軍日記』となる。65年、15年かけた『徳田秋声伝』刊行。翌年、毎日芸術賞受賞。以後の活躍はめざましい。84年から88年まで日本文芸家協会理事長を務める。主な著書に『わが荷風』(読売文学賞)、『かくてありけり』(読売文学賞)、『なぎの葉考』(川端康成文学賞)、『感触的昭和文壇史』(菊池寛賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)