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詩とダダと私と

講談社文芸文庫 よA11

出版社名 講談社
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-06-290077-5
4-06-290077-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 245P 16cm

商品内容

要旨

吉行文学の抑えた描写に垣間見える詩情―学生時代、萩原朔太郎に影響を受けての詩作が、その文学的出発となった作家の、生涯変わらぬ本質の現れであった。若き日に書いた詩の数々、苦悩の中で文学を志した戦中戦後の回想、昭和初期文壇で異彩を放った父エイスケの詩篇、恩師が翻訳した「ダダの歴史」をあわせて収録。吉行淳之介の全体像把握に必須のユニークな詩文集。

目次

詩篇(挽歌
月光
盛夏 ほか)
詩の周辺(詩との出会いおよびその後
詩より詩的なもの
「帝国」のなくなった時期 ほか)
吉行エイスケ詩篇(退屈

色気 ほか)

出版社・メーカーコメント

吉行文学の原点というべき若き日の詩篇小説作品において性を媒介とした人間関係を描きつづけた作家の原点には、若き日に綴った詩の数々があった。ダダイストの父・吉行エイスケの詩篇もあわせて収録。

著者紹介

吉行 淳之介 (ヨシユキ ジュンノスケ)  
1924・4・13〜1994・7・26。小説家。岡山市生まれ。新興芸術派の作家・吉行エイスケの長男。1945年、東大英文科に入学後、雑誌社で編集記者として働くうちに大学を中退、創作活動も始める。散文の処女作『薔薇販売人』から『原色の街』を経て『驟雨』で54年に芥川賞受賞。硬質で喚起力の強い文章で常に実験性に富んだ作品を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)