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いろはうた 日本語史へのいざない

講談社学術文庫 1941

出版社名 講談社
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-06-291941-8
4-06-291941-9
税込価格 1,243円
頁数・縦 345P 15cm

商品内容

要旨

いつ、誰によって、どんな目的で作られたのか。その源流は何か。どのような人たちに伝承、利用されてきたのか―。日本の言語文化史の中核であった「いろはうた」に秘められた日本語の歴史と、そこに見えてくる現代語表記の問題に迫る。日本語をめぐる知的な営為のあり方を探り、従来の国文法を超克した日本語の姿を描く、日本語史研究の古典的名著。

目次

第1章 以呂波の輪郭
第2章 以呂波の古い姿
第3章 大為尓をめぐる諸問題
第4章 源順と阿女都千
第5章 誦文の成立事情
第6章 『色葉字類抄』の成立
第7章 『下官集』と藤原定家
第8章 『仮名文字遣』以後―以呂波仮名づかいの消長

出版社・メーカーコメント

日本語表記はどのように洗練されてきたのか 千年以上の長きに亘り日本の言語文化史の中核であった「いろはうた」。そこに秘められた日本語の歴史を明らかにし、現代語表記の問題点に迫る、刺戟的な日本語論

著者紹介

小松 英雄 (コマツ ヒデオ)  
1929年生まれ。ミシガン大学研究員・講師、東京教育大学助教授、筑波大学助教授・教授、駒澤女子大学教授を歴任。現在、筑波大学名誉教授、四国大学大学院講師。専攻は日本語史。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)