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江戸落語 誕生と発展

講談社学術文庫 2044

出版社名 講談社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-06-292044-5
4-06-292044-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 323P 15cm

商品内容

要旨

鹿野武左衛門、鳥亭焉馬、三笑亭可楽、林屋正蔵…。江戸落語の立役者たち。元禄期に遡る落語は、始祖武左衛門の流罪で途絶。棟梁にして、熱狂的団十郎贔屓の焉馬が、「咄の会」を運営、中興の祖になるのが百年後。机から高座への移行、短い落とし咄の連結、狂歌との関連、寄席の登場、怪談の導入等々、落語形成過程を克明に活写。

目次

1(鹿野武左衛門
烏亭焉馬)
2(『太平楽巻物』
咄の会)
3(三笑亭可楽
林屋正蔵)

おすすめコメント

世間師の笑話、座敷の仕方咄、侠いの悪態、落とし咄、怪談咄……  江戸で渦巻くエロキューションの笑いへ!  ハナシはいかにして芸になったのか?  【目次】  1 鹿野武左衛門    烏亭焉馬     下町派の講頭     江戸落語中興の祖  2 『太平楽巻物』    咄の会  3 三笑亭可楽    林屋正蔵  付 翻刻『太平楽巻物』  解説 上方落語史の視点から――荻田清

著者紹介

延広 真治 (ノブヒロ シンジ)  
1939年生まれ。東京大学国語国文学科卒業。同大学院博士課程満期退学。東京大学名誉教授。専門は、舌耕文芸(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)