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天災と国防

講談社学術文庫 2057

出版社名 講談社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-06-292057-5
4-06-292057-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 204P 15cm

商品内容

要旨

標題作「天災と国防」ほか、自らの関東大震災経験を綴った「震災日記より」、デマに対する考察「流言蜚語」など、地震・津波・火災・噴火などについての論考やエッセイ全十二編を収録。平時における備えと災害教育の必要性など、物理学者にして名随筆家ならではの議論はいまだに有効である。天災について再考するための必読書。

目次

天災と国防
火事教育
災難雑考
地震雑感
静岡地震被害見学記
小爆発二件
震災日記より
函館の大火について
流言蜚語
神話と地球物理学
津波と人間
厄年とetc.

著者紹介

寺田 寅彦 (テラダ トラヒコ)  
1878年〜1935年。東京帝国大理科大学実験物理学科卒業。理学博士。東京帝国大理科大学教授。帝国学士院会員などを歴任。地球物理学者、随筆家。身近な現象について科学的に考察する「寺田物理学」でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)