• 本

寺山修司全歌集

講談社学術文庫 2070

出版社名 講談社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-06-292070-4
4-06-292070-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 349P 15cm

商品内容

要旨

短歌、俳句、詩、エッセイ、評論、演劇…。芸術のジャンルを軽々と飛び越え、その鬼才ぶりを発揮した寺山修司。言葉の錬金術師は歌う。故郷を、愛を、青春を、父を、そして祖国を。短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させる圧倒的な言語魔術に酔いしれる。

目次

田園に死す(恐山
犬神
子守唄 ほか)
初期歌篇(燃ゆる頬
記憶する生
季節が僕を連れ去ったあとに ほか)
空には本(チエホフ祭
冬の斧
直角な空 ほか)
血と麦(砒素とブルース
血と麦
老年物語 ほか)
未刊歌集 テーブルの上の荒野(テーブルの上の荒野
ボクシング
煮ゆるジャム ほか)

著者紹介

寺山 修司 (テラヤマ シュウジ)  
1935年、青森県生まれ。早稲田大学在学中に「チェホフ祭」で短歌研究新人賞を受賞。『田園に死す』は畢生の代表歌集。また、俳句、詩、エッセイ、評論などでも意欲作を発表。その傍ら、演劇実験室「天井桟敷」を主宰して国内外で活躍。さらには映画を手がけるなど、終生ジャンルを超えて、時代を先取りする表現活動を行った。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)