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明治洋食事始め とんかつの誕生

講談社学術文庫 2123

出版社名 講談社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-06-292123-7
4-06-292123-5
税込価格 1,155円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

明治維新は1200年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓60年の疾風怒涛を、豊富な資料をもとに活写する。

目次

第1章 明治五年正月、明治天皇獣肉を食す
第2章 牛肉を食わぬ奴は文明人ではない
第3章 珍妙な食べ物、奇妙なマナー
第4章 あんパンが生まれた日
第5章 洋食の王者、とんかつ
第6章 洋食と日本人

著者紹介

岡田 哲 (オカダ テツ)  
1931年生まれ。東京大学農学部農芸化学科卒業。日清製粉株式会社勤務ののち、NHK放送大学で食文化史講座を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)