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日本の産業革命 日清・日露戦争から考える

講談社学術文庫 2147

出版社名 講談社
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-06-292147-3
4-06-292147-2
税込価格 1,298円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

製糸・紡績、鉄道、鉱山、金融。日本の近代化を支えたものは戦争と侵略だったのか?本書は日清・日露両戦争と産業革命の関係を軸に、構造を変革する主体の姿を解明、新たな歴史像を描出する。明治の国家目標「殖産興業」が「強兵」へと転換する過程を追い、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて世界経済の中で日本が選択した道を鮮やかに活写する。

目次

序章 今なぜ産業革命か?
第1章 外資排除のもとでの民業育成―日本産業革命の前提(一八七三〜一八八五)(一九世紀末大不況のなかの日本経済
民間産業の育成策
活躍する商人
世界恐慌と松方デフレ)
第2章 対外恐怖からの対外侵略―産業革命の開始と日清戦争(一八八六〜一八九五)(増加する輸出
資本制企業の勃興
日清戦争へ野路
戦争を支えた経済力)
第3章 帝国の利権をめぐる日露対決―産業革命の展開と日露戦争(一八九六〜一九〇五)(東アジアの帝国主義
資本制企業の展開
階層分化と出世回路
総力をあげての戦い)
第4章 無賠償のかわりに朝鮮・満州を―産業革命の終了とアジア侵略(一九〇六〜一九一四)(累積する外債
揺らぐ天皇制国家
近代日本史の分岐点)
終章 産業革命から情報革命へ

おすすめコメント

紡績、鉄道、鉱山、製鉄、そして金融。明治の国家目標「殖産興業」は、なぜ「強兵」へと転換したのか。戦争が支えた日本の近代を活写

著者紹介

石井 寛治 (イシイ カンジ)  
1938年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院経済学研究科教授、東京経済大学経営学部教授を経て、東京大学名誉教授、日本学士院会員。経済学博士(東京大学)。専門は日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)