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日本その日その日

講談社学術文庫 2178

出版社名 講談社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-06-292178-7
4-06-292178-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 339P 15cm

商品内容

要旨

大森貝塚の発見で知られるモースは、東京大学教授として滞在する間、膨大なスケッチと日記をのこしていた。その記録には、科学者の鋭敏な視線と、異文化を楽しむ喜びが満ちている。明治初期の文化風俗を語る際に欠かせない重要資料であり、なおかつ、読んで、見て楽しい日本滞在録。

目次

一八七七年の日本―横浜と東京
日光への旅
日光の諸寺院と山の村落
再び東京へ
大学の教授職と江ノ島実験所
漁村の生活
江ノ島での採集
東京の生活
大学の仕事
大森に於ける古代の陶器と貝塚
六ケ月後の東京
北方の島 蝦夷
アイヌ
函館及び東京への帰還
日本のひと冬
長崎と鹿児島とへ
南方の旅
講義と社交
一八八二年の日本
陸路京都へ
瀬戸内海
京都及びその附近での陶器さがし
東京に関する覚書
鷹狩その他

著者紹介

モース,エドワード・シルヴェスター (モース,エドワードシルヴェスター)   Morse,Edward Sylvester
1838年アメリカ・メイン州生まれ。動物学者。進化論の観点から腕足動物を研究対象に選び、1877年に来日。その折、東京にて大森貝塚を発見する。その後、文部省に請われて東京大学理学部の教授を2年間務める。日本に初めてダーウィンの進化論を体系的に紹介したことでも知られる。1925年没
石川 欣一 (イシカワ キンイチ)  
1895年生まれ。ジャーナリスト・随筆家・翻訳家。モースに教えを受けた石川千代松の子。自身も、アメリカ・プリンストン大学留学中にモースの知遇を得ている。1959年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)