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〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊 日米兵士が見た太平洋戦争

講談社学術文庫 2188

出版社名 講談社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-06-292188-6
4-06-292188-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 346P 15cm

商品内容

要旨

「降伏は名誉」の米兵。捕虜となることは不名誉、自決を名誉と考える日本兵。「バンザイ突撃」は「九時から五時まで戦う」米兵には自殺行為だった。そして、究極の文化衝突としての戦場で両者は互いの認識をどう変えたのか。両国の元兵士への緻密なインタビュー調査を通し、戦地の兵士の思想と行動を比較文化的観点から探究した戦闘の社会学、その成果。

目次

序章 戦争と死
第1章 軍隊と社会
第2章 市民から兵士へ
第3章 戦場の日本軍兵士たち
第4章 戦場の米軍兵士たち
第5章 玉砕の軍隊と生還の軍隊

著者紹介

河野 仁 (カワノ ヒトシ)  
1961年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D(社会学)。防衛大学校教授。専攻は軍事社会学、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)