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しぐさの日本文化

講談社学術文庫 2219

出版社名 講談社
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-06-292219-7
4-06-292219-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

ふとしたしぐさ、身振り、姿勢―これらは個人の心理の内奥をのぞかせるものであると同時に、一つの社会に共有され、伝承される、文化でもある。身体に深くしみついた、人間関係をととのえるための精神・身体的表現といえる。あいづち、しゃがむ、といった、日本人の日常のしぐさをとりあげ、その文化的な意味をさぐる「しぐさ研究」の先駆的著作。

目次

ものまね
頑張る
あいづち
へだたり
低姿勢
寝ころぶ
握手
触れる
にらめっこ
はにかみ〔ほか〕

著者紹介

多田 道太郎 (タダ ミチタロウ)  
1924(大正13)年京都生まれ。フランス文学者、評論家。京都大学文学部卒。京都大学名誉教授。明治学院大学、武庫川女子大学などでも教鞭をとった。ルソーやボードレールの研究のほか、日常の出来事や風俗から日本文化をとらえる評論で知られる。1999年『変身放火論』で伊藤整文学賞。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)