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ジャーナリストの生理学

講談社学術文庫 2273

出版社名 講談社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-06-292273-9
4-06-292273-8
税込価格 1,155円
頁数・縦 313P 15cm

商品内容

要旨

一九世紀パリで活躍していたジャーナリストと批評家を徹底的に批判する警告の書。作家一流の博物学的分類と透徹した描写によって浮かび上がるジャーナリストの生態とは?今も昔もジャーナリズムは嘘と欺瞞に満ちている。バルザックが示す本書の結論は「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」である。

目次

第1の属 政治ジャーナリスト(新聞記者
政治家兼新聞記者
風刺攻撃文作者
空疎論者(時に通俗解説者とも呼ばれる)
大臣亡者の政治評論家 ほか)
第2の属 批評家(由緒正しい批評家
ブロンドの若手批評家
大批評家
学芸欄担当者
小新聞記者)
結論

著者紹介

バルザック,オノレ・ド (バルザック,オノレド)   Balzac,Honor´e de
1799‐1850年。フランスの小説家。代表作に『ゴリオ爺さん』ほか多数の“人間喜劇”と呼ばれる作品群を書いた
鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
1949年生まれ。東京大学仏文科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学教授。19世紀フランスの社会・小説が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)